精氏の性生活日記

ベストセラーを見てみると

1 ホームレス中学生 田村 裕 ワニブックス 1,365円
2 親の品格 坂東眞理子 PHP研究所 756円
3 女性の品格 坂東眞理子 PHP研究所 756円
4 陰日向に咲く 劇団ひとり 幻冬舎 1,470円
5 大人の見識 阿川弘之 新潮社 714円
6 余命１ヶ月の花嫁 東京放送 マガジンハウス 1,470円
7 １分骨盤ダイエット 大庭史榔 三笠書房 840円
8 私の男 桜庭一樹 文藝春秋 1,550円
9 ヘキサゴンドリル 　 扶桑社 630円
10 日本の１０大新宗教

ＴＶで「印税が入ってもうかった」ということをよく聞く。
調べてみた。

　　定価×発行部数(又は実売部数)×印税率
　　（新人と売れっ子では格差があり印税率では5～15％）

平均で考えて

麒麟の田村に入る印税は

1,365円　×　100万部　×　10％　＝136,500,000

数字だけで見るとピンとこないかもしれないけど、

１億３６５０万円の印税　になります。とっくに100万部以上ですから、それ以上です。

ＴＶに出てる以上、内容がなくても、本が売れる可能性は高いですよね。
だから、賢い芸能人はすぐ本を出しますよね。

じゃ、逆に本を出さない芸能人は賢くないのか？
いや、本当に何かを極めるために本を出す必要性を感じてないんだと思う。
役者は役者道、お笑いはお笑い道、その道を極めるのに、本は必要ないと
思ってるんじゃないかな。

笑いを極める　言うてる人が、本出しちゃイカンでしょ

そう思えてきた。

そもそも　作家さんは、金儲けとして本を書いてるのか
最初は、「書く」ことが好きだったハズですよね。
それを生業にできるということで、作家業してるんだろうけど、
それで食えてる人は、どのくらいいるんだろう。
好きだった「書く」ことに追われてるんじゃないかな？

マンガで、マンガ家の日常みたいなものを読んだことがある。
締め切りに追われまくって、ただ大変そうだった。

書いたものを読んでもらい、他人に評価して褒めてもらう事が
楽しみだったのに、それを職業としてしまうと、何もうまくいかないような気がする。


地道に頑張っている人を、裏技使って、簡単に飛び越すのはいかがなものかと思います。
買う側も悪いんだろうけど、こんなことばっかりだと、
日本の作家力は落ちるんじゃない？（作家力ってなんだよ　笑）

日本から世界に羽ばたく作品が出ないよ。
本業の人を大事にしてはいけないものでしょうかね。